パイプオルガン
パイプオルガン
静岡音楽館AOIのオルガンは、フランス・ストラスブールのアルフレッド・ケルン社によって建造されたオルガンです。41ストップ、パイプ総本数2,868本で、手鍵盤3段と足鍵盤を備えています。オルガンケースにはオーク材、木製パイプは松、金属パイプには錫と亜鉛の合金が使われています。高さ8.5m、幅9.5mのオルガンは、天井高18mの空間のなかで堂々とした偉容を誇っています。オルガン音楽の中でも中心的な役割を占めるバロック時代の作品に対応するだけでなく、ロマン派などの多彩な音楽にも対応できるよう、カプラー機能、コンビネーション機能、スウェル・ボックスが採用されています。クラシック音楽を中心に演奏されるホールとして建設された静岡音楽館AOIにとって、このオルガンの存在は、音楽の世界をさらに広げてくれることでしょう。
YAMAHA(楽器解体全書):静岡音楽館AOIのオルガンが紹介されています。
【制作会社】アルフレッド・ケルン社/ストラスブール(仏) Alfred Kern & Fils/Strasbourg 【デザイン・設計】ダニエル・ケルン、クルト・ジーゲルディスポジション Daniel Kern,Kurt Siegel 【組立調整】アルフレッド・ケルン社ヤマハ株式会社 | ストップ数:41ストップ チェスト:スライダーチェスト キーアクション:メカニカル・キーアクション ストップアクション:エレクトリック・ストップアクション パイプ総本数:2,868本 ◆静岡音楽館ストップリスト
◆ストップ写真 全景上部右側上部左側足元 |