AOIについて

芸術監督

静岡音楽館AOI 芸術監督 野平一郎(作曲家・ピアニスト)

「芸術監督」とは、劇場・ホールにおいて、コンサートの出演者、公演プログラムの選定や教育普及活動、人材育成支援事業等の方針を決定する人です。また、施設の顔として、それらを発信する役割も持っています。静岡音楽館AOIでは2005年から野平一郎が芸術監督を務め、芸術性の高いコンサートを発信しています。



静岡音楽館AOI芸術監督
野平 一郎(作曲家、ピアニスト)

Ichiro NODAIRA(Comp.,Pf.)


作曲家、ピアニスト。東京藝術大学、同大学院修士課程作曲科を修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。ピアニストとしては内外のオーケストラにソリストとして出演する一方、多くの国際的名手たちと共演し、室内楽奏者としても活躍。近年はコンチェルトの弾き振りや、自作自演を含めた指揮活動も多い。150曲に及ぶ作品の中には、フランス文化庁、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、IRCAM、国立劇場からの委嘱作品があり、近作では《祝典序曲》(K.ナガノ 指揮/モントリオール交響楽団)、室内オペラ《亡命》(サントリーホール)、NHK交響楽団との3回にわたる新作発表のプロジェクト《シズオカ・トリロジーⅠ“記憶と対話Ⅱ“終わりなき旅Ⅲ“瞬間と永遠の歌》(野平一郎 指揮/NHK交響楽団静岡グランシップ)など、いずれの作品も圧倒的な成功を収めた。第13回中島健蔵音楽賞、第44回、第61回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞、第35回サントリー音楽賞、第55回芸術選奨文部科学大臣賞、日本芸術院賞、第52ENEOS音楽賞洋楽部門本賞受賞。2012年春、紫綬褒章受章。現在、静岡音楽館AOI芸術監督、東京文化会館音楽監督。仙台国際音楽コンクールピアノ部門審査委員長。モナコ・ピエール皇太子財団音楽評議員。日本芸術院会員。東京藝術大学名誉教授、東京音楽大学学長。

野平一郎 (c)YOKO SHIMAZAKI

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