AOIについて

企画会議

静岡音楽館AOI企画会議委員

「企画会議委員」とは芸術監督とともに、それぞれの専門分野を活かした静岡音楽館AOIならではのコンサートを企画する人です。国内外の第一線で活躍する芸術家によって構成されています。




田村博巳(演出家)

Hiromi TAMURA(Producer)

1955年、東京生まれ。79年、慶應義塾大学文学部社会学科卒業。81年より国立劇場(日本芸術文化振興会)勤務。国立劇場制作部長、新国立劇場・おきなわ部長、国立劇場調査養成部長を歴任。95年より静岡音楽館AOI企画会議委員。民俗芸能、雅楽、聲明(仏教音楽)を中心に日本の伝統芸能公演を企画制作し、民俗儀礼や口頭伝承の研究に立脚した創作を舞台芸術作品として構成・演出する。また、古典芸能の保存・継承とともに作曲家等と協働して、伝統の素材を現在の視点でとらえた意欲的作品を数々発表する。これまでに、国立劇場(8899)および国立文楽劇場(200406)主催の公演制作をするほか、本多劇場「劇」小劇場プロデュース公演 伝統芸能シリーズ「楽の庭」(972000)やスパイラル聲明コンサートシリーズ「千年の聲vol.124」(982016)などで継続的に演出している。

田村博巳



沼尻竜典 (c)RYOICHI ARATANI
©RYOICHI ARATANI

沼尻竜典 (指揮)

Ryusuke NUMAJIRI(Cond.)

神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督。ベルリン留学中の1990年、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。国内外で数々のポストを歴任。ドイツではリューベック歌劇場音楽総監督を務め、オペラ公演、リューベック・フィルハーモニー管弦楽団とのコンサートの双方において多くの名演を残した。ケルン、ミュンヘン、ベルリン、バーゼル、シドニー等の歌劇場へも客演。16年間にわたって芸術監督を務めたびわ湖ホールでは、M.ハンペの新演出による《ニーベルングの指環》を含め、R.ヴァーグナー作曲の主要10作品をすべて指揮。2014年には横浜みなとみらいホールの委嘱でオペラ《竹取物語》を作曲・初演、国内外で再演されている。2017年、紫綬褒章受章。トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(旧トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ)とのベートーヴェン交響曲全集は、「田園」が朝日新聞推薦盤となるなど高い評価を受けた。




福田進一(ギタリスト)

Shin-ichi FUKUDA(Guit.)

大阪生まれ。1981年、パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝。以後約40年にわたり、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、超一流ソリストとの共演を続け、ボーダーレスな音楽への姿勢は世界中のファンを魅了している。大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学、上海音楽院(中国)、アリカンテ大学(スペイン)各音大のギター科客員教授。東京、アレッサンドリア、ハインスベルグ、コブレンツ、全米ギター協会など、主要国際ギターコンクールの審査員を歴任。2019年公開の映画「マチネの終わりに」(監督:西谷弘、主演:福山雅治、原作:平野啓一郎)では、クラシックギター監修を担当した。ディスコグラフィーは既に100タイトルを超える。20245月には新譜「悪魔の奇想曲」(マイスター・ミュージック)をリリース。

また、インターネットでは「福田進ー ザ・ギターレッスン」を開講。OTTAVA-TV、ぶらあぼcafeで配信、好評を得ている。平成19年度「外務大臣表彰」受賞。平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

福田進一 (c)Takanori Ishii
©Takanori Ishii


Kohei Ueno (C)YujiUeno
©YujiUeno

上野耕平 (サクソフォン)

Kohei UENO(Sax.)

東京藝術大学器楽科を卒業。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門第1位・特別大賞(史上最年少)。第6回アドルフ・サックス国際コンクール第2位。第28回出光音楽賞、第9回岩谷時子賞奨励賞受賞。ソリストとして国内のほとんどのオーケストラと共演。吹奏楽団「ぱんだウインドオーケストラ」としても勢力的に活動し、クラシックと吹奏楽を両軸に上野耕平ワールドを築き上げてきた。音楽以外にも鉄道と車を愛し、深く追求し続けている。




幸田浩子(ソプラノ)

Hiroko KOUDA(Sop.)

数々の国際コンクールで上位入賞後、ローマ歌劇場など欧州の主要歌劇場に出演し、名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。帰国後はオペラのみならず主要オーケストラとの共演や全国各地でのリサイタルの他、NHK「気ままにクラシック」のパーソナリティなどでも活躍。CDも「ARIA」「このみち」等多数リリース。第14回五島記念文化財団オペラ新人賞、第38回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。二期会会員。

幸田浩子



田中傳次郎

田中傳次郎 (歌舞伎囃子方)

DenjiroTANAKA (Kabuki Hayashi Musician)

父は能楽師葛野流大鼓方で人間国宝の亀井忠雄、母は歌舞伎囃子方田中流前家元の九代目田中佐太郎。2歳から稽古を始め、3歳で能の初舞台。14歳のとき歌舞伎座《京鹿子娘道成寺》に出演。17歳で七代目 田中傳次郎を襲名し、20歳のときに兄・亀井広忠、田中傳左衛門と「三響會」を発足。以降、歌舞伎公演への出演だけでなく、国内外を問わず公演等の演出・プロデュースを多数手がけ、高い評価を得る。近年は即位の礼に伴う内閣総理大臣夫妻主催の晩餐会の狂言・歌舞伎・文楽《三番叟》や、第32回夏季オリンピック東京大会開会式に出演。





村治佳織(ギタリスト)

Kaori MURAJI(Guit.)

幼少の頃より数々のコンクールで優勝し、15歳でCDデビューを飾る。2003年、英国のDECCAレーベルと日本人初の長期専属契約を結ぶ。第5回出光音楽賞、村松賞、第9回ホテルオークラ音楽賞、日本ゴールドディスク大賞を2回など受賞歴多数。テレビ、ラジオなどメディア出演も多い。20215月、吉永小百合主演映画「いのちの停車場」のエンディングテーマを作曲・演奏。202310月、デビュー30周年を記念してファン投票による人気楽曲を収録したベストアルバム「CANON」をリリース。

村治佳織  c)Saito  Kiyotaka
©Saito Kiyotaka


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